紙を使った造形

昔から日本人には馴染み深い切り紙、折り紙ですが、ペーパークラフトとの違いは色を塗ったり、切ったり貼ったりと紙への加工度が低いか高いかというもののようです。

切り紙では主にハサミを筆やペンのように扱う技を修練するわけです、正確かつ迷いのない線を出せるかどうかです。それは緻密さへの追求でもあります、
1cm、1mm のスペースにどれだけハサミで切り込みを入れていけるかという技であり、そして正確で滑らかな線をいかに自然に出せるかが見せるポイントだと思います。

折り紙は紙に折を入れることで3次元を作り出すというきわめて数学的な発想が元になっていて、実際にアメリカの大学で研究がされていてORIGAMI は既に英語にもなっています。

そして最近よくみかけるのが、柔らかい線で折つけて作り出す折り紙で、此の手法で3次元造形を作る物もめづらしくなくなりました。

例えばキリッタイという立体造形の切り紙では、切り紙で作り出した自由曲線に折り紙の手法を入れて、立体加工を行っています。

例えるなら毛皮の敷物は平面で使用されますが元は動物であるので、当然立体です。

ならば敷物の形を切り出してそれに3Dになるように折を入れていけばもとの動物になる。
つまり平面から立体を起こすことが出来るという手法です。

たとえば象の鼻を表現するときは太い鼻を2次元で切り出しそこに折を連続的に入れることでカーブをつけます、さらには端をまるくすることで鼻の立体感を表現しています。

キリッタイではキットが販売されているので素人でもチャレンジすることが出来るのですが、キリッタイ以外にもネットを見ているとどうやって作っているのかわかならないような3D造形の作品が沢山出てきます。

こちらにもとても興味をそそられます。